SVシングルランクマッチS14にて最終659位を取ることができたので、構築記事として残します。
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【目次】
- 構築
- 構築経緯
- 個体紹介
1.ウーラオス(一撃)@気合いの襷
2.タケルライコ@弱点保険
3.ハバタクカミ@ブーストエナジー
4.ガチグマ(暁)@シルクのスカーフ
5.パオジアン@命の珠
6.カイリュー@ゴツゴツメット - 基本選出
- 厳しい相手
- 振り返り
【構築】
175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
219(148)-×-129(140)-203(220)-109-95
157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)
220(252)-×-147(52)-190(140)-89(28)-77(36)
155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
197(244)-204(252)-116(4)-×-121(4)-101(4)
【構築経緯】
①S14よりレギュF環境が始まり、シーズン終盤には頑丈ブリジュラス(眼鏡・イバン・ジャポ)、ノーマルテラスカイリューが増加している印象を受けたため、これらに強く出ることができる襷ゴーストテラスウーラオス(一撃)を採用。
②ウーラオス(一撃)を使っていく中で、相手にフェアリーテラスを切られる(フェアリーテラスを強要できる)ことに気づき、テラスで切り返し、裏まで貫ける毒テラスパオジアンを採用。
③ウーラオス(一撃)とパオジアンでは、相手のウーラオス(連撃)に崩されるため、水流連打に後出しできるクッション要員としてゴツメカイリューを採用。
④シグマさんがウーラオス(一撃)とパオジアンに合わせてタケルライコを採用しており、相手のウーラオス(連撃)に対して有利を取ることができ、その他の流行ポケモンにも対面で1:1交換以上が狙える、弱点保険タケルライコを採用。
⑤電磁波による後続のSサポート、相手の起点・積み回避ができ、選出すれば何かしらの仕事ができる、ブーストエナジー電磁波挑発ハバタクカミを採用。
⑥受けループの破壊、電気技の一貫切り、初手ディンルーやドヒドイデのステロ・毒展開を止める枠として、挑発ガチグマ(暁)を採用して完成。
【個体紹介】
1.ウーラオス(一撃)
テラスタル:ゴースト
特 性:不可視の拳
性 格:意地っ張り
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
持ち物:気合いの襷
技構成:暗黒強打、ドレインパンチ、不意打ち、剣の舞
<調整>
AS:特化
B:余り
<所感>
初手出しまたはラストで選出することが多く、相手の構築にブリジュラスが見えた場合は、必ず初手出ししていた。
相手のウーラオス(連撃)には、基本的に対面で勝てないため、後続のゴツメカイリューやタケルライコと合わせて崩す必要がある。
初手出しした場合は、相手にフェアリーテラスを誘発させて後続の毒テラスパオジアンで処理し、ラストで出した場合は、自らゴーストテラスを切って神速や格闘技を透かす動きを取っていた。
2.タケルライコ
テラスタル:フェアリー
特 性:古代活性
性 格:控え目
実数値:219(148)-×-129(140)-203(220)-109-95
持ち物:弱点保険
技構成:10万ボルト、流星群、迅雷、瞑想
<調整>
HB:意地A特化パオジアンの氷柱落とし15/16耐え、意地A特化霊獣ランドロスの地震14/16耐え、意地A特化炎オーガポンの+1じゃれつく確定耐え
HD:臆病C特化ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
C:+2 10万ボルトでH4ハバタクカミを確定、+3迅雷でH4ハバタクカミを14/16
<所感>
迅雷という電気特殊先制技で相手のウーラオス(連撃)を縛ることができ、弱点を突かれても1発は耐えて弱点保険起動で対面1:1交換以上を狙っていける性能は使い勝手が良かった。
また、電気タイプという性質上、選出で見せるだけで相手の電磁波や蛇睨みを抑止でき、他のポケモンが動きやすくなる見えないメリットもあるように感じた。
3.ハバタクカミ
テラスタル:水
特 性:古代活性
性 格:図太い
実数値:157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース、祟り目、電磁波、挑発
<調整>
S:ブエナ電磁波ハバタクカミのミラー意識
HB:HP実数値奇数で余り特化
C,D:余り
<所感>
初手出しまたは2手目で選出することが多く、相手の構築にラティ系統・スイクン・クレセリア辺りが見えた場合は、電磁波や挑発で縛れるため、積極的に選出していた。
相手のラティオス・ハッサムに対してはラティオスの前で電磁波を押し、引かなければラティオスが機能停止、ハッサムに引いた場合はハッサムが麻痺状態となり水テラス祟り目で有利展開を取ることができた。
ブエナ電磁波ハバタクカミのミラー意識でS36振りとしていたが、相手に上を取られることが多いように感じたため、Sラインについては再考の余地有り。
4.ガチグマ(暁)
テラスタル:ノーマル
特 性:心眼
性 格:控え目
実数値:220(252)-×-147(52)-190(140)-89(28)-77(36)
持ち物:シルクのスカーフ
技構成:ブラッドムーン、ハイパーボイス、真空波、挑発
<調整>
HD:控え目C特化ガチグマ(暁)のブラッドムーン確定耐え
S:S28振りガチグマ(暁)抜き
C:余り特化
<所感>
相手の構築が受けループであったり、ディンルー・ドヒドイデが見えた場合は初手選出し、挑発やブラッドムーンで崩していた。
受けループについては、ノーマルテラスブラッドムーンと挑発を絡めることでイージーウィンを何度も取ることができた。(拘りスカーフトリックハピナスに負けたため、相手の構築にラッキーとハピナスが共存している場合は警戒の必要有り)
選出機会自体は少ないが、選出した際は、かなりの活躍をしてくれた。
5.パオジアン
テラスタル:毒
特 性:災いの剣
性 格:意地っ張り
実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)
持ち物:命の珠
技構成:氷柱落とし、鬱憤晴らし、テラバースト、氷の礫
<調整>
AS:特化
B:余り
<所感>
初手のウーラオス(一撃)と合わせて選出することが多く、ウーラオス(一撃)で相手のフェアリーテラスを誘発した後に、毒テラバーストで崩していく動きがとても強かった。
また、相手の初手オボンorチョッキ霊獣ランドロスが多く、初手選出して鬱憤晴らしで後続に負荷をかける(後続のアシレーヌに引かれたとしても、毒テラバーストで崩す)動きも強かった。
ただし、サイコファングや電気テラバーストを採用していない関係上、相手のウーラオス(連撃)には弱いため、ゴツメカイリュー・タケルライコ・ハバタクカミ辺りで処理しておく必要がある。
6.カイリュー
テラスタル:ノーマル
特 性:マルチスケイル
性 格:意地っ張り
実数値:197(244)-204(252)-116(4)-×-121(4)-101(4)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:神速、地震、アンコール、羽休め
<調整>
A:特化
H:HP実数値奇数で最大
B,D,S:余り
<所感>
相手のウーラオス(連撃)に対する引き先であり、神速・アンコール・羽休めで詰め・起点回避・耐久と1匹であらゆる仕事をこなすことができる最強ポケモン。
シーズン終盤にはパンチグローブ持ちウーラオスが増加する等、相手からの対策が厚くなり動きづらくなることもあったが、最後まで活躍してくれた。
このポケモン単体では相手のサーフゴーに弱いが、構築にタケルライコ・パオジアン・ウーラオス(一撃)とサーフゴーに軒並み強いポケモンが入っていたため、相手にサーフゴーを選出されたとしても他のポケモンで容易に崩すことができた。
【基本選出】
①対スタンパ
③対受けループ、ディンルー・ドヒドイデ入り
④対フロル展開
【厳しい相手】
■パンチグローブウーラオス(連撃)
クッション枠のカイリューが機能せず、タケルライコを選出していなければ負けることが多かった。
【振り返り】
レギュE環境では仕事やプライベートが多忙なこともあり、最終3桁を取ることができなかったが、今回4シーズン振りに最終3桁を取ることができた。
今まで最終日は勝てないことが多かったが、今期は最終日もそれなりに戦える構築を組むことができ、朝6時台に2ROM600位台に付けていたが、時間切れで勝ち切ることができなかった。
SV環境で最終3桁はそれなりに入れているが、最終3桁中盤止まりと、まだまだ納得のいく結果は出ていないため、さらなる高みを目指して取り組んでいく。
TN:はやと 659位(レート1987)