【S16最終379位レート2011】初手テラス+カミイダイトウ

SVシングルランクマッチS16にて最終379位を取ることができたので、構築記事として残します。

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【目次】

 

【構築】

 

<各ポケモン実数値(努力値)>

1.ディンルーディンルー

261(244)-130-188(204)-×-108(60)-65

2.パオジアンパオジアン

164(68)-188(244)-101(4)-×-86(4)-179(188)

3.ハバタクカミハバタクカミ

157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)

4.ウルガモスウルガモス

191(244)-×-112(212)-156(4)-126(4)-138(44)

5.イダイトウ

195-180(252)-86(4)-×-95-130(252)

6.カイリューカイリュー

197(244)-155(4)-154(196)-108-125(36)-104(28)

 

【コンセプト】

・短い試合時間で対戦数をこなす(多忙な社会人向け)

・作業的に勝つ対面構築(楽にレート上げできる)

 

【構築経緯】

①下記構築の電磁波ハバタクカミハバタクカミ+粉イダイトウが試合時間が短く、楽にレート上げできたので構築の軸に決定。

また、シーズン終盤は構築を変える予定だったものの、電気or地面テラスカイリュー等の明確な電磁波拒否ポケモンが予想よりも増加せず、シーズン終盤まで電磁波の通りが悪くなかったため、最後まで本軸を使用することにした。

SVシーズン15最終60位レート2132 初手ダイマ電磁波粉運ゲ - #最高Break# (hatenablog.com)

 

②参考にした構築記事にもある通り、ハバタクカミとイダイトウが共にテラスを切る機会が少なく、初手ポケモンから躊躇わずテラス切りができた。

そのため、初手テラスポケモンとして使用でき、イダイトウが呼ぶ相手のトドロクツキにも強い電気テラスパオジアンパオジアンを採用。

 

③イダイトウで全抜きするためのステロ枠として、相手の初手ブリジュラスを始めとした使用率上位ポケモンに無難に抗えるディンルーディンルーを採用。

 

④選出でイダイトウを見せた際の相手のキョジオーン選出率がほぼ100%に近く、キョジオーン対策枠兼、電磁波の通らない相手の暁ガチグマやドヒドディンルーにも強い毒テラス隠密マント渦アンコカイリューカイリューを採用。

 

⑤電磁波の通らない暁ガチグマを起点にでき、鬼火で物理アタッカーも機能停止にできるウルガモス(欠伸持ちの暁ガチグマ意識でラムの実)ウルガモスを採用して完成。

 

【個体紹介】

1.ディンルー

ディンルー

ラスタル:毒

特 性:災いの器

性 格:腕白

実数値:261(244)-130-188(204)-×-108(60)-65

持ち物:食べ残し

技構成:地震、カタストロフィ、ステルスロック、吹き飛ばし

 

<調整>

H:HP実数値奇数で最大

B:陽気連撃ウーラオス(A実数値182)の鉢巻き水流連打、意地カイリュー(A実数値204)のスケイルショットの乱数がどちらも動くB実数値188

D:余り

 

<所感>

初手ステロ枠。

後続カミイダイトウ選出で、相手の初手ハバタクカミ、パオジアン、ウーラオス、オーガポン等、ディンルーがタイプ上不利を取る対面ができた場合、初手テラスを切っていた。

また、相手がブーストエナジーハバタクカミの場合は、初手挑発の可能性が高いため、ステロではなく地震から入っていた。

数値が高いことから確実に仕事ができ、ディンルー一匹で荒らせる試合も多かった。

 

2.パオジアン

パオジアン

ラスタル:電気

特 性:災いの剣

性 格:意地っ張り

実数値:164(68)-188(244)-101(4)-×-86(4)-179(188)

持ち物:オボンの実

技構成:氷柱落とし、テラバースト、氷の礫、剣の舞

 

<調整>

H:カタストロフィ1発でオボン発動のためHP実数値偶数

HB:意地連撃ウーラオス(A実数値200)の水テラス水流連打をオボン込み確定耐え

S:最速オーガポン(S実数値178)抜き

A:余り最大

D:余り

 

<所感>

テラス枠。

パオ+カミイダイトウの選出をした際は、高確率でパオジアンにテラスタルを切っていた。

また、相手選出にトドロクツキやランドロスアシレーヌ、タケルライコが見えた場合は、高確率でパオジアンを選出していた。

氷+電気の技範囲が優秀で、一度剣の舞を積めたときの破壊力が凄まじかった。

 

3.ハバタクカミ

ハバタクカミ

ラスタル:水

特 性:古代活性

性 格:図太い

実数値:157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース、祟り目、電磁波、挑発

 

<調整>

S:ブエナ電磁波ハバタクカミのミラー意識

HB:HP実数値奇数で余り最大

C,D:余り

 

<所感>

電磁波枠。

粉イダイトウと合わせて選出し、麻痺と回避の運ゲーを仕掛け、無限の勝ち筋を生んだ。(2手目に選出することが多いが、初手で選出することもあった)

ブーストエナジーカミのミラーではS負けすることが多かったが、HBベースの耐久が活きる場面が多々あったため、Sは最低限に留めた。

全体的にシーズン終盤の電磁波対策が甘く、電磁波の通らないランドロスや暁ガチグマは他のポケモンで対処できたため、最終日まで活躍できた。

 

4.ウルガモス

ウルガモス

ラスタル:水

特 性:炎の体

性 格:臆病

実数値:191(244)-×-112(212)-156(4)-126(4)-138(44)

持ち物:ラムの実

技構成:炎の舞、蝶の舞、鬼火、朝の日差し

 

<調整>

H:HP実数値奇数で最大(16n-1)

S:+1で最速テツノツツミ(S実数値206)抜き

B:余り最大

C,D:余り

 

<所感>

オーガポン以外の使用率上位に強い枠。

暁ガチグマ意識でラムの実を持たせている。

厚底ブーツを持っていない関係でステロが痛いため、ウルガモス+カミイダイトウの並びで初手に選出することが多かった。

電磁波の通らない相手にも鬼火を撒けるため、後続のハバタクカミの祟り目と相性が良かった。

 

5.イダイトウ

ラスタル:ノーマル

特 性:適応力

性 格:意地っ張り

実数値:195-180(252)-86(4)-×-95-130(252)

持ち物:光の粉

技構成:お墓参り、ウェーブタックル、アクアジェット、身代わり

 

<調整>

AS:特化

B:余り

 

<所感>

エース枠。

電磁波ハバタクカミと合わせて選出し、麻痺と回避の運ゲーを仕掛け、無限の勝ち筋を生んだ。

2手目のハバタクカミで電磁波を撒いた後、ラス一イダイトウで身代わり連打し、一度でも麻痺or回避を引ければ、イダイトウで全抜きできた。

基本的にテラスは初手のポケモンで切っているため、イダイトウでテラスを切る機会は少ないが、ラス一のイダイトウミラーを意識してテラスタイプはノーマルとしている。

運ゲー要素は高いが、作業的に勝つことができるため、初心者やリアルが多忙な方におすすめのポケモン

 

6.カイリュー

カイリュー

ラスタル:毒

特 性:マルチスケイル

性 格:腕白

実数値:197(244)-155(4)-154(196)-108-125(36)-104(28)

持ち物:隠密マント

技構成:炎の渦、地震、アンコール、羽休め

 

<調整>

H:HP実数値奇数で最大

HD:マルチスケイル時、暁ガチグマ(C実数値198)のノーマルテラスブラッドムーンがほぼ受かる

B:11n

S:余り最大

A:余り

 

<所感>

キョジオーン・ドヒドイデ・ディンルー・オオニューラ・暁ガチグマメタ枠。

イダイトウが相手のキョジオーンを強く呼ぶため、相手選出にキョジオーンがいた場合は必ず選出していた。

相手視点、隠密マントであることは考慮しづらいため、初手カイリューを見て相手が後続キョジオーンに引くこともあり、キョジオーン入りの構築を破壊していた。

また、ドヒドイデ・ディンルー・オオニューラ・暁ガチグマにも強いため、これらのポケモンに合わせて初手選出することが多かった。

メタ以外のポケモンにも一定数抗えるため、選出して腐ることは少なかった。

 

【基本選出】

・初手通りの良いポケモン+ハバタクカミ+イダイトウ

・高確率で初手のポケモンにテラスタルを切る

・2手目ハバタクカミで電磁波を撒き、ラス一イダイトウで身代わり連打(麻痺or回避を引ければ全抜き)

ディンルーorパオジアンorウルガモスorカイリューハバタクカミ

 

選出例①

・ステロが通る構築

ディンルーハバタクカミ

 

選出例②

・イーユイ・キョジオーン・ドヒドイデ・ディンルー・オオニューラ入りの構築

・受けループ

カイリューハバタクカミ

 

選出例③

・トドロクツキ・ランドロスアシレーヌ・タケルライコ入りの構築

パオジアンハバタクカミ

ウルガモスハバタクカミパオジアンor

 

選出例④

・キラフロル構築

ハバタクカミパオジアン

カイリューハバタクカミ

 

選出例⑤

ママンボウ構築

ママンボウウルガモスorパオジアンの対面を作り、起点にする

ウルガモスハバタクカミ

パオジアンハバタクカミウルガモス

 

【厳しい相手】

・2手目の電気or地面テラスカイリュー

ノーマルテラスカイリューの可能性を考慮すると、ハバタクカミで電磁波を撒きたく、電磁波のタイミングに合わせてテラスタルを切られると厳しくなる。

 

・ラス一のノーマルテラスカイリュー

龍舞羽休め型、アンコ羽休め型、どちらも厳しく、カイリューに対してステロや電磁波が撒けていない状態では、こちらのイダイトウが止まる。

 

【振り返り】

SVシングルランクマッチで6回目の最終3桁&一年ぶりのレート2000超えを達成し、SVランクマ最高順位を更新(最終379位)することができた。

最終日の夜に2ROMレート2000超えを達成し、レート2000以降の戦いも経験することができたが、惜しくも1ROMレートが溶けてしまった。

当面の目標はレート2000以降の戦いに勝つこととし、より高い順位を目指していきたい。

 

TN:tladfr 最終379位(レート2011)

【S14最終659位レート1987】レギュFスタン~一撃ラオス×毒パオジアン~

SVシングルランクマッチS14にて最終659位を取ることができたので、構築記事として残します。

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【目次】

 

【構築】

<各ポケモン実数値(努力値)>

1.ウーラオス(一撃)ウーラオス

175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)

2.タケルライコタケルライコ

219(148)-×-129(140)-203(220)-109-95

3.ハバタクカミハバタクカミ

157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)

4.ガチグマ(暁)ガチグマ

220(252)-×-147(52)-190(140)-89(28)-77(36)

5.パオジアンパオジアン

155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)

6.カイリューカイリュー

197(244)-204(252)-116(4)-×-121(4)-101(4)

 

【構築経緯】

①S14よりレギュF環境が始まり、シーズン終盤には頑丈ブリジュラス(眼鏡・イバン・ジャポ)、ノーマルテラスカイリューが増加している印象を受けたため、これらに強く出ることができる襷ゴーストテラスウーラオス(一撃)ウーラオスを採用。

 

②ウーラオス(一撃)を使っていく中で、相手にフェアリーテラスを切られる(フェアリーテラスを強要できる)ことに気づき、テラスで切り返し、裏まで貫ける毒テラスパオジアンパオジアンを採用。

 

③ウーラオス(一撃)とパオジアンでは、相手のウーラオス(連撃)に崩されるため、水流連打に後出しできるクッション要員としてゴツメカイリューカイリューを採用。

 

④シグマさんがウーラオス(一撃)とパオジアンに合わせてタケルライコを採用しており、相手のウーラオス(連撃)に対して有利を取ることができ、その他の流行ポケモンにも対面で1:1交換以上が狙える、弱点保険タケルライコタケルライコを採用。

youtu.be

 

⑤電磁波による後続のSサポート、相手の起点・積み回避ができ、選出すれば何かしらの仕事ができる、ブーストエナジー電磁波挑発ハバタクカミハバタクカミを採用。

 

⑥受けループの破壊、電気技の一貫切り、初手ディンルーやドヒドイデのステロ・毒展開を止める枠として、挑発ガチグマ(暁)ガチグマを採用して完成。

 

【個体紹介】

1.ウーラオス(一撃)

ウーラオス

ラスタル:ゴースト

特 性:不可視の拳

性 格:意地っ張り

実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)

持ち物:気合いの襷

技構成:暗黒強打、ドレインパンチ、不意打ち、剣の舞

 

<調整>

AS:特化

B:余り

 

<所感>

初手出しまたはラストで選出することが多く、相手の構築にブリジュラスが見えた場合は、必ず初手出ししていた。

相手のウーラオス(連撃)には、基本的に対面で勝てないため、後続のゴツメカイリューやタケルライコと合わせて崩す必要がある。

初手出しした場合は、相手にフェアリーテラスを誘発させて後続の毒テラスパオジアンで処理し、ラストで出した場合は、自らゴーストテラスを切って神速や格闘技を透かす動きを取っていた。

 

2.タケルライコ

タケルライコ

ラスタル:フェアリー

特 性:古代活性

性 格:控え目

実数値:219(148)-×-129(140)-203(220)-109-95

持ち物:弱点保険

技構成:10万ボルト、流星群、迅雷、瞑想

 

<調整>

HB:意地A特化パオジアンの氷柱落とし15/16耐え、意地A特化霊獣ランドロス地震14/16耐え、意地A特化炎オーガポンの+1じゃれつく確定耐え

HD:臆病C特化ハバタクカミのムーンフォース確定耐え

C:+2 10万ボルトでH4ハバタクカミを確定、+3迅雷でH4ハバタクカミを14/16

 

<所感>

迅雷という電気特殊先制技で相手のウーラオス(連撃)を縛ることができ、弱点を突かれても1発は耐えて弱点保険起動で対面1:1交換以上を狙っていける性能は使い勝手が良かった。

また、電気タイプという性質上、選出で見せるだけで相手の電磁波や蛇睨みを抑止でき、他のポケモンが動きやすくなる見えないメリットもあるように感じた。

 

3.ハバタクカミ

ハバタクカミ

ラスタル:水

特 性:古代活性

性 格:図太い

実数値:157(212)-×-117(252)-156(4)-156(4)-160(36)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース、祟り目、電磁波、挑発

 

<調整>

S:ブエナ電磁波ハバタクカミのミラー意識

HB:HP実数値奇数で余り特化

C,D:余り

 

<所感>

初手出しまたは2手目で選出することが多く、相手の構築にラティ系統・スイクンクレセリア辺りが見えた場合は、電磁波や挑発で縛れるため、積極的に選出していた。

相手のラティオスハッサムに対してはラティオスの前で電磁波を押し、引かなければラティオスが機能停止、ハッサムに引いた場合はハッサムが麻痺状態となり水テラス祟り目で有利展開を取ることができた。

ブエナ電磁波ハバタクカミのミラー意識でS36振りとしていたが、相手に上を取られることが多いように感じたため、Sラインについては再考の余地有り。

 

4.ガチグマ(暁)

ガチグマ

ラスタル:ノーマル

特 性:心眼

性 格:控え目

実数値:220(252)-×-147(52)-190(140)-89(28)-77(36)

持ち物:シルクのスカーフ

技構成:ブラッドムーン、ハイパーボイス、真空波、挑発

 

<調整>

HB:意地A特化ウーラオスインファイト確定耐え

HD:控え目C特化ガチグマ(暁)のブラッドムーン確定耐え

S:S28振りガチグマ(暁)抜き

C:余り特化

 

<所感>

相手の構築が受けループであったり、ディンルー・ドヒドイデが見えた場合は初手選出し、挑発やブラッドムーンで崩していた。

受けループについては、ノーマルテラスブラッドムーンと挑発を絡めることでイージーウィンを何度も取ることができた。(拘りスカーフトリックハピナスに負けたため、相手の構築にラッキーとハピナスが共存している場合は警戒の必要有り)

選出機会自体は少ないが、選出した際は、かなりの活躍をしてくれた。

 

5.パオジアン

パオジアン

ラスタル:毒

特 性:災いの剣

性 格:意地っ張り

実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-187(252)

持ち物:命の珠

技構成:氷柱落とし、鬱憤晴らし、テラバースト、氷の礫

 

<調整>

AS:特化

B:余り

 

<所感>

初手のウーラオス(一撃)と合わせて選出することが多く、ウーラオス(一撃)で相手のフェアリーテラスを誘発した後に、毒テラバーストで崩していく動きがとても強かった。

また、相手の初手オボンorチョッキ霊獣ランドロスが多く、初手選出して鬱憤晴らしで後続に負荷をかける(後続のアシレーヌに引かれたとしても、毒テラバーストで崩す)動きも強かった。

ただし、サイコファングや電気テラバーストを採用していない関係上、相手のウーラオス(連撃)には弱いため、ゴツメカイリュー・タケルライコ・ハバタクカミ辺りで処理しておく必要がある。

 

6.カイリュー

カイリュー

ラスタル:ノーマル

特 性:マルチスケイル

性 格:意地っ張り

実数値:197(244)-204(252)-116(4)-×-121(4)-101(4)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:神速、地震、アンコール、羽休め

 

<調整>

A:特化

H:HP実数値奇数で最大

B,D,S:余り

 

<所感>

相手のウーラオス(連撃)に対する引き先であり、神速・アンコール・羽休めで詰め・起点回避・耐久と1匹であらゆる仕事をこなすことができる最強ポケモン

シーズン終盤にはパンチグローブ持ちウーラオスが増加する等、相手からの対策が厚くなり動きづらくなることもあったが、最後まで活躍してくれた。

このポケモン単体では相手のサーフゴーに弱いが、構築にタケルライコ・パオジアン・ウーラオス(一撃)とサーフゴーに軒並み強いポケモンが入っていたため、相手にサーフゴーを選出されたとしても他のポケモンで容易に崩すことができた。

 

【基本選出】

①対スタンパ

ウーラオスパオジアンカイリューorハバタクカミorタケルライコ

 

②対サイクル(ランドロスアシレーヌ等)

パオジアンカイリューウーラオスorハバタクカミ 

 

③対受けループ、ディンルー・ドヒドイデ入り

ガチグマハバタクカミウーラオスorパオジアンorカイリュー

 

④対フロル展開

ハバタクカミカイリューウーラオスorパオジアン

 

【厳しい相手】

■パンチグローブウーラオス(連撃)

クッション枠のカイリューが機能せず、タケルライコを選出していなければ負けることが多かった。

 

【振り返り】

レギュE環境では仕事やプライベートが多忙なこともあり、最終3桁を取ることができなかったが、今回4シーズン振りに最終3桁を取ることができた。

今まで最終日は勝てないことが多かったが、今期は最終日もそれなりに戦える構築を組むことができ、朝6時台に2ROM600位台に付けていたが、時間切れで勝ち切ることができなかった。

SV環境で最終3桁はそれなりに入れているが、最終3桁中盤止まりと、まだまだ納得のいく結果は出ていないため、さらなる高みを目指して取り組んでいく。

 

TN:はやと 659位(レート1987)

【S10最終683位レート1921】コノヨ展開~電磁波逆起点~

SVシングルランクマッチS10にて最終683位を取ることができたので、構築記事として残します。

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【目次】

 

【構築】

<各ポケモン実数値(努力値)>

1.ハバタクカミハバタクカミ

131(4)-×-100(196)-187(116)-156(4)-179(188)

2.イダイトウ(♂)イダイトウ

195-180(252)-86(4)-×-95-130(252)

3.サーフゴーサーフゴー

193(244)-×-135(156)-154(4)-136(100)-105(4)

4.コノヨザルコノヨザル

217(252)-135-144(244)-×-112(12)-110

5.オーガポン(炎)オーガポン(かまど)

175(156)-177(164)-108(28)-×-117(4)-150(156)

6.カイリューカイリュー

197(244)-184(108)-115-×-120-120(156)

 

【構築経緯】

①前期終盤頃から電磁波環境となっており、主に甘える・電磁波を打ってくるハバタクカミに対して、逆に起点作成を行えるクリアチャーム地面テラスカイリューカイリューを軸に据えて構築を着手。(電気テラスでない理由は、オーガポンに対して電気テラバが打点にならない、電気テラスを切った際に相手の地震に弱くなるため)

 

カイリューで積んで全抜きを狙っていくための初手ステロ要員として、テラスをあまり切らずに運用でき、初手パオジアンに強い精神力コノヨザルコノヨザルを採用。

 

③コノヨザル+カイリューの並びの最後として、テラス依存せずにラストを締められるイダイトウ(♂)イダイトウカイリューと相性の良いサーフゴーサーフゴーを採用。

 

④上記に足りない要素として、初速が遅い(ガブリアスやオーガポンの上を取れるSラインでない)、特殊高火力打点が不在していることが挙げられ、コノヨザルを倒しにくる飛行テラスカイリューや電磁波逆起点作成も行えるC上昇ブエナ電気テラスハバタクカミハバタクカミを採用。

 

⑤ここまでで厳しいチオンジェンやドヒドイデ絡みのサイクルや、受けループを破壊できる枠として挑発・剣舞オーガポン(炎)オーガポン(かまど)を採用して完成。

 

【個体紹介】

1.ハバタクカミ

ハバタクカミ

ラスタル:電気

特 性:古代活性

性 格:控え目

実数値:131(4)-×-100(196)-187(116)-156(4)-179(188)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォースシャドーボール、10万ボルト、瞑想

 

<調整>

HB:陽気A特化パオジアン(実数値172)の氷柱落としを確定耐え

D:余り

C:余りなるべく高く

S:最速オーガポン(S110族,実数値178)抜き

 

<所感>

打ち分けできる火力高めのハバタクカミ。

Sラインを最速オーガポン抜きまでに留め、耐久に割きつつブーストエナジーでCが上昇するよう調整。

元々眼鏡ハバタクカミを使用していたが、技の打ち分けをしたいケースがあったため、ブーストエナジーC上昇型に変更。

ブーストエナジーでのC上昇率は1.3倍となるため、眼鏡より火力は落ちるが、相手の電磁波等を逆起点に電気テラス瞑想を積むことができれば、眼鏡以上の火力を手にすることができる。

 

2.イダイトウ(♂)

イダイトウ

ラスタル:格闘

特 性:適応力

性 格:意地っ張り

実数値:195-180(252)-86(4)-×-95-130(252)

持ち物:気合いの襷

技構成:お墓参り、アクアジェット、テラバースト、高速移動

 

<調整>

B:余り

AS:特化

 

<所感>

フィニッシャー。

襷高速移動型のイダイトウが前期結果を残していたため、実際に使用してみたところ、とても強かった。

ラストの襷イダイトウは読まれやすく、相手のラストにパオジアン・一撃ウーラオス・ドドゲザン等のイダイトウ対策枠を残されることがあったため、テラスが余っていた際に返り討ちにできる格闘テラバースト採用とした。

技スペースの関係上、ウェーブタックル・アクアブレイクを切っているが、ほぼお墓参りかアクアジェットしか打たなかったため、さほど気にならなかった。

 

3.サーフゴー

サーフゴー

ラスタル:フェアリー

特 性:黄金の体

性 格:穏やか

実数値:193(244)-×-135(156)-154(4)-136(100)-105(4)

持ち物:弱点保険

技構成:マジカルシャイン、祟り目、電磁波、自己再生

 

<調整>

HB:陽気A特化ガブリアス(実数値182)の地震を確定耐え

   意地A特化パオジアン(実数値189)の嚙み砕くを81.3%耐え

   意地A特化ミミッキュ(実数値156)の珠ゴテラシャドクロを確定耐え

HD:控え目C特化ハバタクカミ(実数値205)の眼鏡フェアテラムンフォを確定2耐え

   臆病C特化テツノツツミ(実数値176)のハイドロポンプを確定2耐え

CS:余り

 

<所感>

カイリューの相方枠。

前期使用していた個体の技とテラスタイプを変更して使用。

構築で重めなエナジーテツノツツミに対して、後出しから容易に受けることができるため重宝した。

電磁波で味方サポートを行えるが、電磁波サーフゴーの弱みとして、電磁波が通らない相手への火力不足(技スペースの関係上悪巧みを入れる余裕がない)が挙げられるため、弱点保険を持たせたところ、実質悪巧み採用の電磁波サーフゴーとなった。

陽気A特化ガブリアス地震を確定で耐え、弱点保険発動マジカルシャインで耐久無振りガブリアスを乱数1発(81.2%)で倒すなど、弱点保険が活きる場面が多々あった。

 

4.コノヨザル

コノヨザル

ラスタル:炎

特 性:精神力

性 格:腕白

実数値:217(252)-135-144(244)-×-112(12)-110

持ち物:オボンの実

技構成:憤怒の拳、ローキック、アンコール、ステルスロック

 

<調整>

HB:意地A特化霊獣ランドロス(実数値216)の飛行テラバーストを確定耐え

HD:臆病C特化ハバタクカミ(実数値187)のムーンフォースを確定耐え

 

<所感>

初手ステロ要員。

テラスタイプは炎とし、初手拘りイーユイやハバタクカミに対してテラスを切っていた。

4桁中盤くらいまでは陽気コノヨザルで準速カイリュー(S80族,実数値132)抜きまでSを振り、初手飛行テラスカイリューを命懸けで葬っていたが、3桁帯では命懸けが読まれるようになり、コノヨザルの前で身代わりを貼ったり積まれるケース(カイリュー,ガブリアス,オーガポン等)が散見されたため、HBベースのアンコ採用型に変更。

また、初手コノヨザルは格闘技不採用という認識が広まっていたため、パオジアンを一気に削れるローキックを採用。

初手コノヨザルは構築的に読まれることが多いが、それでもなお十分な活躍をした。

 

5.オーガポン(炎)

ラスタル:炎

特 性:型破り(面影宿し)

性 格:意地っ張り

実数値:175(156)-177(164)-108(28)-×-117(4)-150(156)

持ち物:竈の面

技構成:ツタ棍棒ウッドホーン、挑発、剣の舞

 

<調整>

HB:意地A特化珠パオジアン(実数値189)の氷柱落としを確定耐え

HD:臆病C特化ハバタクカミ(実数値187)のシャドーボールを確定2耐え

A:余り

S:準速ウーラオス(S97族,実数値149)抜き

 

<所感>

受け絡み対策枠。

チオンジェンから宿り木が入らない、ドヒドイデを挑発で機能停止にできる、型破りでヘイラッシャの天然を無視して積み技が打てるということで、選出する機会は少なめであったが局所的に機能した。

また、選出画面で相手に見せることで、ゴリランダーやスタンパに入っているヘイラッシャの選出を抑止することができ、見えない視点での選出誘導を行うことができた。

 

6.カイリュー

カイリュー

ラスタル:地面

特 性:マルチスケイル

性 格:意地っ張り

実数値:197(244)-184(108)-115-×-120-120(156)

持ち物:クリアチャーム

技構成:地震、アイススピナー、龍の舞、羽休め

 

<調整>

H:HP実数値奇数で最大

A:余り

S:龍舞1積みで最速オーガポン(S110族,実数値178)抜き抜き

 

<所感>

構築の軸でありエース。

初手コノヨザルで場を整え、相手の甘える・電磁波ハバタクカミに対して地面テラスを切り、龍舞を積んで全抜きを狙っていく。

シーズン中盤以降からオーガポンが解禁されたため、龍舞1積みで最速オーガポンを抜けるラインまでSを振り、ステロダメージ+テラス地震で炎・岩オーガポンを倒していた。

また、アイススピナーがあまり読まれないため、相手のカイリューや増加していた霊獣ランドロスを容易に倒すことができた。

地面・氷の技範囲が優秀で、マルチスケイル地面テラスセグレイブのような感覚で使用していた。

 

【基本選出】

①コノヨ展開

コノヨザルカイリューorハバタクカミイダイトウ

 コノヨザルカイリューサーフゴー

初手コノヨザルでステロ展開を行い、相手の電磁波を逆起点にしてカイリューを通していく。

 

②受け絡み

コノヨザルオーガポン(かまど)カイリュー 

オーガポン(かまど)カイリューサーフゴー(ドヒドイデ入り構築の際)

オーガポン(炎)で有利対面を作り、挑発・剣舞を積んで負荷を掛けていく。

 

【厳しい相手】

■初手の飛行テラスカイリュー

コノヨザルの命懸けを切っているため、HBコノヨザルでは太刀打ちできない。

3桁帯では思考停止の初手飛行テラスカイリューは少なかったため、対策を切った。

 

■初手の悪巧みサーフゴー

コノヨザルのアンコールが効かず、悪巧みを積まれると、相当な劣勢となる。

 

ガブリアス

隙を見せてスケイルショットを1回でも積まれると、ガブリアスの上から行動できるポケモンがいなくなり、苦しくなる。

 

■終盤のパオジアン

初手コノヨザルでステロを撒けていなかったり、イダイトウにテラスが残っていない場合は高確率で負けていた。

 

【振り返り】

S10は終始電磁波環境のシーズンであったが、電磁波対策が進んだり、終盤キョジオーンが増加した結果、上位帯では電磁波を打たれる機会が少なくなり、相手の電磁波を逆起点にするという戦略そのものが刺さらなかった。

また、最終盤は初手のコノヨザルが徹底的にマークされており、思うように立ち回れなかったのも、勝ち切れなかった原因であると考える。

構築そのものの強さだけでなく、環境も読み間違えないようにし、最終3桁前半以上の結果が残せるよう、ランクマッチに取り組んでいきたい。

 

TN:バイオレット 683位(レート1921)

 

【S9最終676位レート1932】ガブ+封印カミ+水ラオス対面軸

SVシングルランクマッチS9にて最終676位を取ることができたので、構築記事として残します。

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【目次】

 

【構築】

<各ポケモン実数値(努力値)>

1.ガブリアスガブリアス

215(252)-151(4)-139(188)-×-106(4)-143(60)

2.ハバタクカミハバタクカミ

131(4)-×-89(108)-173(140)-156(4)-205(252)

3.サーフゴーサーフゴー

193(244)-×-135(156)-154(4)-136(100)-105(4)

4.ウーラオス(連撃)ウーラオス

189(108)-183(132)-142(172)-×-87(52)-123(44)

5.カイリューカイリュー

197(244)-155(4)-131(124)-108-143(76)-108(60)

6.テツノツツミテツノツツミ

131-90-135(4)-176(252)-80-206(252)

 

【構築経緯】

①初手ステロ後、相手のハバタクカミに対して、こちらの封印ハバタクカミを合わせ、後続のウーラオス(連撃)と共に詰めていく、対面的な並びがシンプルで強かったため、初手ステロ+封印ハバタクカミハバタクカミ+ウーラオス(連撃)ウーラオスの並びで構築を着手。

 

②初手ステロ要因として、相手の初手パオジアンに対して強く出る必要があり、氷柱落としで怯まず、S操作でパオジアンの上を取れる、精神力コノヨザル,水テラス隠密マントガブリアスが候補として浮上。

最終的に、構築のコンセプトである、相手のハバタクカミに対して、こちらの封印ハバタクカミを合わせる動きを取れるよう、ステロ後の流し性能を有するドラテ水テラス隠密マントガブリアスガブリアスを採用。

 

③上記の対面的な選出では、ヘイラッシャ,ヒスイヌメルゴン等を絡めたサイクル寄りの構築に厳しかったため、シーズン7で結果を出した、うわっきーさんのゴツメサーフゴーサーフゴー+渦アンコカイリューカイリューの並びを採用。

参考:【S7最終7位】原始パオサーフ - Origin Regression (hatenablog.com)

 

④シーズン終盤に、水テラスの霊獣ランドロスカイリューが増加したため、圧力を掛けていける眼鏡テツノツツミテツノツツミを採用して完成。

 

【個体紹介】

1.ガブリアス

ガブリアス

ラスタル:水

特 性:鮫肌

性 格:陽気

実数値:215(252)-151(4)-139(188)-×-106(4)-143(60)

持ち物:隠密マント

技構成:地震、岩石封じ、ドラゴンテールステルスロック

 

<調整>

HB:なるべく高く

HD:臆病C172振りハバタクカミ(実数値177)のムーンフォースを水テラス時確定2耐え

A:余り

S:岩石封じ1回で、最速ドラパルト(S142族,実数値213)抜き

 

<所感>

初手ステロ要因。

初手テラス切りをすることが多く、岩石封じ,ステロ,ドラテで確実に展開を取っていく。

隠密マントでパオジアンの氷柱落とし怯みや、オオニューラのフェイタルクロー状態異常、電気玉投げつけるによる麻痺等を拒絶することができる。

役割対象であるパオジアンについては初手水テラス岩石封じから入るが、岩石封じを外し、次のターンに草or電気テラステラバーストで返り討ちに合うこともあった。

 

2.ハバタクカミ

ハバタクカミ

ラスタル:電気

特 性:古代活性

性 格:臆病

実数値:131(4)-×-89(108)-173(140)-156(4)-205(252)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォースシャドーボール、瞑想、封印

 

<調整>

HB:意地A特化パオジアン(実数値189)の不意打ちを93.8%耐え

D:余り

C:なるべく高く

S:特化(相手のエナジーハバタクカミの上を取れるよう最速)

 

<所感>

本構築の要でありMVP。

電磁波拒否と鋼技半減のため、電気テラスとしている。

相手のハバタクカミに対して封印で流しを行う。封印ターンに相手のハバタクカミがテラスを切った場合は次ターン瞑想、切らなかった場合は次ターンムンフォから入ることが多かった。

最速エナジーハバタクカミ対決で相手に上を取られたり、電磁波祟り目型のハバタクカミは封印で流せなかったが、封印が決まるだけでイージーウィンできる試合が数多くあった。

 

3.サーフゴー

サーフゴー

ラスタル:水

特 性:黄金の体

性 格:穏やか

実数値:193(244)-×-135(156)-154(4)-136(100)-105(4)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ゴールドラッシュ、祟り目、電磁波、自己再生

 

<調整>

HB:意地A特化パオジアン(実数値189)の嚙み砕くを81.3%耐え

   意地A特化ミミッキュ(実数値156)の珠ゴテラシャドクロを確定耐え

HD:控え目C特化ハバタクカミ(実数値205)の眼鏡フェアテラムンフォを確定2耐え

   臆病C特化テツノツツミ(実数値176)のハイドロポンプを確定2耐え

C,S:余り

 

<所感>

カイリューと合わせたサイクル枠。

エナジーテツノツツミであれば、黄金の体でアンコール無効のため、後出しから容易に受けることができた。

また、電磁波による麻痺と再生を絡めながら祟り目を押していくことで、チョッキヌメルゴンすらも突破できることがあった。

電磁波が決まれば強いが、シーズン終盤は身代わり,ラム持ち,電気テラス等による電磁波対策が進み、活躍の機会が減少した。

 

4.ウーラオス(連撃)

ウーラオス

ラスタル:毒

特 性:不可視の拳

性 格:意地っ張り

実数値:189(108)-183(132)-142(172)-×-87(52)-123(44)

持ち物:パンチグローブ

技構成:水流連打、ドレインパンチアクアジェット、剣の舞

 

<調整>

HB:意地A特化パオジアン(実数値189)の弱点テラバーストを93.8%耐え

HD:臆病C特化テツノツツミ(実数値176)のフリーズドライを93.8%耐え

A:余り

S:準速キノガッサ(S70族,実数値122)抜き

 

<所感>

ハバタクカミと合わせて、本構築の要。

相手のカイリューに対しては、こちらのハバタクカミと対面させることでテラスを強要でき、テラスを切ったカイリューであれば、水・格闘技のウーラオスで詰めていくことができた。

初手ガブリアスでテラスを切ることが多く、テラス依存せず相手の技に耐えられるよう、耐久に多く努力値を割いている。

一方で、耐久に多く努力値を割いたことで、ミミッキュの上を取ることができず、フェアリーテラス珠じゃれつくでワンパンされることがあった。

剣の舞がとにかく強く、相手にヘイラッシャ等がいなければ、1舞で全抜きしていける試合が数多くあった。

 

5.カイリュー

カイリュー

ラスタル:フェアリー

特 性:マルチスケイル

性 格:慎重

実数値:197(244)-155(4)-131(124)-108-143(76)-108(60)

持ち物:食べ残し

技構成:地震、炎の渦、アンコール、羽休め

 

<調整>

HB:陽気A特化パオジアン(実数値172)の氷柱落としを87.5%耐え

   意地A特化カイリュー(実数値204)の鉢巻き逆鱗を確定耐え

HD:臆病C特化ハバタクカミ(実数値187)の眼鏡シャドボに羽休め回復が確定で間に合う

   控え目C特化イーユイ(実数値)の眼鏡悪の波動(マルスケ1回,半減2回)を96.3%耐え

S:S4振りロトム(S86族,実数値107)抜き

 

<所感>

サーフゴーと合わせたサイクル枠。

相方サーフゴーに地面技が打たれるタイミングで着地し、アンコールで地面技を縛ったり、低速耐久ポケモンを渦アンコールで拘束していく。

環境に渦アンコカイリューが少なく、ヘイラッシャ等を容易にハメることができた。

攻撃技として流星群を搭載したい場面もあったが、ヒードラン,ハバタクカミ,ジバコイル,フェアリーテラスイーユイ辺りに苦しくなるため、地震採用とした。

 

6.テツノツツミ

テツノツツミ

ラスタル:鋼

特 性:クォークチャージ

性 格:臆病

実数値:131-90-135(4)-176(252)-80-206(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:ハイドロポンプフリーズドライ、テラバースト、クイックターン

 

<調整>

B:余り

CS:特化

 

<所感>

水テラス霊獣ランドロス対策枠。

相手のハバタクカミを返り討ちにできるよう、鋼テラバーストを搭載。

しかし、相手のエナジーハバタクカミに上からムーンフォースを押されてCダウンを引き、返しの鋼テラバーストでワンパンできず、押し負けることがあった。

基本的にサーフゴー&カイリューのサイクル選出に組み込み、サーフゴー&カイリューで相手を削り、眼鏡フリドラorドロポンで締めていく動きを取っていた。

 

【基本選出】

①対面選出

ガブリアスハバタクカミウーラオス (ハバタクカミorウーラオスの枠をテツノツツミにすることも有り)

初手ガブリアスで展開を取っていく。

 vs初手パオジアン:水テラス岩石封じ+ステロ

 vs初手ウーラオス(連撃):水テラスステロ+ドラテ

 vs初手ハバタクカミ:水テラスステロ+地震or岩石封じ(エナジーの場合)

 vs初手ディンルー:ステロ+地震連打

 vs初手カイリュー:ドラテ

ガブリアスが落ちた後は、封印ハバタクカミ+ウーラオス(連撃)で対面的に詰めていく。

相手のハバタクカミにこちらの封印ハバタクカミを合わせることを意識。

 

②サイクル選出

テツノツツミサーフゴーカイリュー (テツノツツミの枠をハバタクカミorウーラオスにすることも有り)

サーフゴー+カイリューでサイクルを回し、眼鏡テツノツツミで詰めていく。

相手のヘイラッシャ,テツノカイナ,ディンルー等の低速耐久ポケモンを渦アンコカイリューで拘束することを意識。

 

【厳しい相手】

■水テラス霊獣ランドロス

身代わり+ビルドの残飯型であることが多く、テツノツツミ以外では崩すことが厳しかった。

相手にステロを撒かれているとテツノツツミを何度も繰り出せず、身代わりを残された状態でテツノツツミと対面させても返り討ちに合ってしまう。

 

ジバコイル絡みのサイクル

突撃チョッキ持ちであることが多く、ボルチェンで対面操作を行われ、苦しくなることが多かった。

①対面選出では、初手ガブリアスが落ちた後のハバタクカミにジバコイルを合わせられると厳しく、②サイクル選出では、カイリューを出すと裏に引かれてしまうため、サイクル下でテツノツツミの眼鏡ドロポンを2~3回当てる等の手段でしか崩せなかった。

 

ミミッキュ(①対面選出時)

①対面選出では初手ガブリアスにテラスを切ることが多く、ガブリアスが落ちた後のハバタクカミ,ウーラオス(連撃)はテラスが残っていないため、ミミッキュの影打ち,じゃれつくで縛られた。

ウーラオス(連撃)は耐久に努力値を割いている関係上、ミミッキュの上を取れないことが多く、終盤でミミッキュを繰り出されると負けることが多かった。

 

【振り返り】

S9では、カイリュー,ハバタクカミを始めとした電磁波環境が進み、シーズン最終盤では電磁波対策として身代わり,ラム持ち,電気テラスが増加したように感じた。

その弊害として、シーズン最終盤では②サイクル選出の電磁波サーフゴー+渦カイリューが刺さりづらくなり、最終盤ではあまり勝つことができず、満足のいく結果を残せなかった。

今後は環境の変化に合わせて構築を柔軟に変えていき、SV環境で最終2桁,3桁前半を取れるよう、ランクマッチに取り組んでいきたい。

 

TN:バイオレット 676位(レート1932)

【S4最終514位レート2009】カバ+ツキ&キョジ+ドクガ軸

SVシングルランクマッチS4にて最終514位を取ることができたので、構築記事として残します。

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【目次】

 

【構築】

<各ポケモン実数値(努力値)>

1.カバルドンカバルドン

215(252)-132-154(12)-×-123(244)-67

2.ハバタクカミハバタクカミ

149(148)-×-93(140)-198(196)-156(4)-158(20)

3.ドドゲザンドドゲザン

205(236)-205(252)-141(4)-×-106(4)-72(12)

4.テツノドクガテツノドクガ

155-81-86(44)-211(252)-130-157(212)

5.キョジオーンキョジオーン

207(252)-120-200(252)-×-111(4)-55

6.トドロクツキトドロクツキ

191(84)-200(180)-104(100)-×-122(4)-157(140)

 

【構築経緯】

①前シーズンから使用している、起点作成カバルドンカバルドン+積みエーストドロクツキトドロクツキを軸に構築を着手。

カバルドン+トドロクツキを使用する上で相手のテツノツツミ・セグレイブが重いため、ハバタクカミ(拘りスカーフ)ハバタクカミ・キョジオーンキョジオーンを採用。

③キョジオーンを採用することで、相手の隠密マント持ちポケモンを強く誘うため、環境に多い隠密マントサーフゴーに強く出れるよう、テツノドクガテツノドクガを採用(キョジオーン+テツノドクガ軸)。

④ここまでで重い相手の受け構築・キョジオーン・ドドゲザンに強く、ハバタクカミ・テツノツツミを始めとした高速特殊アタッカーにも役割を持てる、ドドゲザン(ギロチン&けたぐり採用、突撃チョッキ)ドドゲザンを採用して完成。

 

【個体紹介】

1.カバルドン

カバルドン

ラスタル:水

特 性:砂起こし

性 格:腕白

実数値:215(252)-132-154(12)-×-123(244)-67

持ち物:オボンの実

技構成:地震、欠伸、ステルスロック、吹き飛ばし

 

<調整>

HB:余り最大

HD:臆病C特化テツノツツミのハイドロポンプ&控え目C特化眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォース確定耐え

 

<所感>

本構築選出率No.4。

起点作成要員で、初手置きまたは後発からクッションとして使用しました。

オボンの実込みで基本的にどんな相手に対しても1~2回以上は行動でき、有利対面ではステロ、不利対面では欠伸流し+ステロを撒くことが多かったです。

ラスタルを切る機会は少なかったですが、眼鏡ドクガの炎テラスオーバーヒートを耐えたり、好ましくはないですがテツノツツミやセグレイブに対して強引に起点作成も行える水テラスとしました。

 

2.ハバタクカミ

ハバタクカミ

ラスタル:フェアリー

特 性:古代活性

性 格:控え目

実数値:149(148)-×-93(140)-198(196)-156(4)-158(20)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:ムーンフォースシャドーボール、置き土産、滅びの歌

 

<調整>

HB:意地A特化テツノカイナの地面テラス地震93.8%耐え、A無振りイダイナキバの地面テラス地震確定耐え

HD:臆病C特化眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォース81.3%耐え

C:D4振りテツノツツミをムーンフォースで確定1発

S:最速コノヨザル(S90族,実数値156)抜き抜き、スカーフ込みでトドロクツキ(実数値157)龍舞1積み抜き

 

<所感>

本構築選出率No.1。

カバルドンが構築に入っていることで、相手の初手テツノツツミを強く誘うため、初手置きして上からムーンフォースを打つことで、有利な展開を取っていました。

また、スカーフを持たせることで相手の龍舞1積みトドロクツキのストッパーになれたり、置き土産採用で強引に起点作成を行ったり、滅びの歌採用で瞑想アシパ型クエスパトラを止めたりと、いろいろ仕事をしてくれました。

カバルドン+トドロクツキ軸、キョジオーン+テツノドクガ軸のラスト1枠としてどちらにも組み込みやすく、とても使い勝手が良かったです。

 

3.ドドゲザン

ドドゲザン

ラスタル:悪

特 性:総大将

性 格:意地っ張り

実数値:205(236)-205(252)-141(4)-×-106(4)-72(12)

持ち物:突撃チョッキ

技構成:ドゲザン、けたぐり、不意打ち、ハサミギロチン

 

<調整>

HB&HD:余り最大

A:特化

S:S4振りドドゲザン(S50族,実数値71)抜き

 

<所感>

本構築選出率No.6。

当初は隠密マント持ちで採用していましたが、前シーズンと比べてキョジオーンの数が少なかったため、特殊アタッカーに強く出れる突撃チョッキとしました。

環境にいるドドゲザンはHA特化が多いと感じていたため、相手のS4振りドドゲザンに対して上からけたぐりを入れて処理していました。

一方で、相手のドドゲザンにけたぐりで返り討ちにされることもありましたが、耐久を落としてSに努力値を割くのは突撃チョッキの利点が薄れると感じたため、S12振りで留めています。

ハサミギロチンはなるべく打たないようにしていましたが、相手の受け構築・キョジオーン・カイリュー・ヘイラッシャ辺りを強引に処理する際に使用しました。

 

4.テツノドクガ

テツノドクガ

ラスタル:炎

特 性:クォークチャージ

性 格:控え目

実数値:155-81-86(44)-211(252)-130-157(212)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:炎の舞、オーバーヒート、ヘドロウェーブ、蜻蛉返り

 

<調整>

B:余り

C:特化

S:最速コノヨザル(S90族,実数値156)抜き

 

<所感>

本構築選出率No.5。

キョジオーンが誘う隠密マントサーフゴーに対して後出しし、オーバーヒートで裏ごと破壊していました。

臆病最速で使用していた時期もありましたが、有利対面で相手に負荷をかけることに重きを置き、控え目C特化としています。

相手のカイリューを強く誘うので、カイリューに強く出れるキョジオーン・ハバタクカミ・カバルドン辺りとセットで選出することを意識していました。

また、炎テラスオーバーヒートでも相手の突撃チョッキセグレイブは確定で落とせませんが、蜻蛉返りやステロ削りと合わせることで落とすことができます。

 

5.キョジオーン

キョジオーン

ラスタル:ゴースト

特 性:清めの塩

性 格:腕白

実数値:207(252)-120-200(252)-×-111(4)-55

持ち物:食べ残し

技構成:塩漬け、守る、呪い、自己再生

 

<調整>

HB:特化

D:余り

 

<所感>

本構築選出率No.2。

相手の構築にセグレイブやイルカマンがいたら選出することが多く、選出した試合では高確率でゴーストテラスタルを切っていました。

前シーズンよりもキョジオーンの数が少なく、相手が対策を手薄にしていることが多かったため、通りが良いように感じました。

塩漬け対策の隠密マントや身代わりで相手にテンポを取られることもありましたが、ゴーストテラス呪いで流したり、塩漬け・呪いの効かない隠密マントサーフゴーは後続のテツノドクガで処理できるため、選出して腐ることは少なかったです。

また、守るに関しては、守るのタイミングで相手に無償交換を許すこともあるため、迂闊に連打はできませんが、食べ残しでの体力管理、塩漬け・呪いのスリップダメージ稼ぎ、ハバタクカミの滅びの歌ターン稼ぎ、TOD勝利のための時間稼ぎなど、的確に使えば非常に強力でした。

 

6.トドロクツキ

トドロクツキ

ラスタル:飛行

特 性:古代活性

性 格:意地っ張り

実数値:191(84)-200(180)-104(100)-×-122(4)-157(140)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:アクロバット地震、挑発、竜の舞

 

<調整>

H:実数値16n-1で砂ダメージ最小

B&D:余りB最大

A:実数値10nでブーストエナジー効率最大、ビルド1積みH252振りコノヨザルをブエナ発動飛行テラスアクロバットで高乱数(93.7%)1発、H252振りドドゲザンをブエナ発動龍舞1積み地震で確定1発

S:最速コノヨザル(S90族,実数値156)抜き

 

<所感>

本構築選出率No.3。

本構築のエース枠で、カバルドンで起点作成を行い、龍舞を積んで全抜きを狙っていきます。

羽休め採用であれば、相手の耐久ポケモンの前で龍舞をガン積みしていけますが、相手のカバルドンを完封することに重きを置き、挑発採用としています。

相手のセグレイブの氷の礫で縛られたり、ヘイラッシャやミミッキュに阻まれることもあるため、絶対的エースという訳ではありませんが、選出した際はトドロクツキを通す展開を考えながら立ち回っていました。

また、カバルドンと組ませるだけでなく、キョジオーン+テツノドクガ軸のラスト1枠として選出することもあり、全抜きを狙わず要所で相手ポケモンを倒すために使用することもありました。

 

【基本選出】

カバルドントドロクツキハバタクカミorキョジオーン

カバルドンで起点作成を行い、トドロクツキを通していきます。

ラスト1枠は、相手のテツノツツミに強いハバタクカミ、セグレイブに強いキョジオーンから選択。

 

キョジオーンテツノドクガハバタクカミorトドロクツキorドドゲザン

キョジオーンで展開を有利に進めつつ、相手のサーフゴーやハバタクカミに対してテツノドクガに引き、眼鏡オーバーヒートで負荷をかけていきます。

ラスト1枠は、相手のテツノツツミに強いハバタクカミ、テツノドクガやジバコイルに強いトドロクツキ、受け構築・キョジオーンに強いドドゲザンから選択。

 

【厳しい相手】

■キョジオーン

隠密マントを採用したポケモンが構築に入っていないため、こちらのキョジオーンのゴーストテラス呪いで削る、数的優位を取った後にこちらのキョジオーンで守る再生連打でTODを狙う、ドドゲザンにハサミギロチンを決めてもらう辺りが勝ち筋となり、苦しい試合になることが多かったです。

 

■ドドゲザン

パラドックス環境になってからHAベースの個体が主流となったことで、一撃で倒すことがより難しくなり、構築に格闘タイプがいないことから、ドゲザン+不意打ちで崩されることが多かったです。

また、不意に飛んでくるハサミギロチンで崩された試合が何度かありました。

 

■マスカーニャ

相手にマスカーニャがいる場合は、初手カバルドンで砂ダメ襷潰し+欠伸流しから入ることが多かったですが、挑発でカバルドンが縛られたり、ハチマキトリックフラワーでカバルドンがワンパン(乱数1発)されることがあり、相手に展開を取られた際は負けに直結することが多かったです。

 

【振り返り】

S1にて最終710位を取って以来、S2,S3と結果が振るわなかったため、S4にて二度目の最終3桁を取ることができ良かったです。

レート2000チャレンジに2度失敗し、3度目の挑戦でようやく達成することができました。

ですが、上振れた結果の順位であり、最終2桁はまだまだ遠い境地であることを痛感したシーズンでもありました。

S5から四災が解禁され環境が変わりますが、上位を目指して引き続き頑張ります。

 

TN:スカーレット 514位(レート2009)

【S1最終710位】【カイリュー×デカヌ軸サイクル】【眼鏡ラウドボーン】

 

◾️はじめに

SV環境初のランクマということで、環境の移り変わりが激しかったですが、その中でも最終3桁を取ることができたので、記念に構築記事として残します。

 

◾️構築経緯

シーズン中盤以降に注目され始めた物理受けカイリューと、相性補完に優れた特殊受けデカヌチャンを軸に構築を着手。

カイリューとデカヌチャンが電磁波による味方のSサポートができることから、鈍足高火力アタッカー兼フレアソングによる身代わり貫通攻撃も狙える眼鏡ラウドボーンを構築入り。

(ラウドボーンは一般的に物理受けの型が想定されるため、アタッカーとしての奇襲性の高さ、カイリューが物理受けと悟られないための枠として選定)

カバルドン等のあくびループ、アマガドオー等の受けループ崩しの回答として、ラムの実ガブリアス(電気テラスタル)を構築入り。

電磁波の効かないガブリアス、Sの速いドラパルト、セグレイブに比較的強い駒として、スカーフサザンドラ(鋼テラスタル)を構築入り。

拘っている600族ドラゴンを掻き乱し、マリルリやヘイラッシャ等に強いウォッシュロトム(フェアリーテラスタル)を構築入り。

 

◾️個体紹介

カイリュー

ラスタル:フェアリー

持ち物:ゴツゴツメット

特性:マルチスケイル

性格:図太い

実数値:197(244)-×-161(252)-120-120-102(12)

技構成:炎の渦、アンコール、電磁波、羽休め

本構築の要ポケモン兼物理受け枠。選出率No.2。

炎の渦で役割対象を拘束、アンコールで技の縛り上げ、電磁波で味方のSサポート、羽休め連打+ゴツメダメージで物理アタッカーにダメージ蓄積等。

拘ってるドラゴンに対して、マルチスケイルでドラゴン技を耐えた後に炎の渦→フェアリーテラスタル発動+羽休めでペースを握ることが可能。

使用感は剣盾最終環境のゴツメHBルギアに近い。

 

②デカヌチャン

ラスタル:飛行

持ち物:オボンの実

特性:型破り

性格:慎重

実数値:192(252)-95-97-×-172(252)-115(4)

技構成:デカハンマー、叩き落とす、電磁波、ステルスロック

カイリューの相性補完兼特殊受け枠。選出率No.3。

サザンドラやサーフゴー等の特殊アタッカーに後出しから強く出れるが、敵の身代わりには要注意。

先発でステロを撒くこともあるが、サイクルの途中で繰り出してステロを撒くことが多かった。

また、特性が型破りであるため、サーフゴーに対して特性を無視して電磁波を入れられる。

基本テラスタルを切らない枠だが、ラス1対面のガブリアスで飛行テラスタルを切ることで、拘り地震を透かすことができる。

 

③ラウドボーン

ラスタル:草

持ち物:拘り眼鏡

特性:天然

性格:臆病

実数値:185(44)-×-121(4)-162(252)-96(4)-123(204)

技構成:フレアソング、シャドーボール、大地の力、テラバースト(草)

本構築のエースポケモン。選出率No.1。

S:準速キノガッサ(70族)抜き調整。

味方のステロ電磁波サポートを受けて、フレアソング等で全抜きしていく。

当初は控えめHCベースで運用していたが、環境が進んでいくにつれて、S振りドドゲザンやジバコイルが増えたため、臆病に変更し、準速キノガッサ抜きまでSを調整。

また、ゴースト技を透かせるノーマルテラスタルで運用していたが、ガブリアス地震を半減できたり、ウォッシュロトムに強く出れることから草テラスタルに変更。Sに振っていないウォッシュロトムに対して、上からテラバースト(草)を入れることが可能。

ただし、草テラスタルを切るとウルガモス相手に弱くなるので、テラスタルを切るタイミングには注意。

 

ガブリアス

ラスタル:電気

持ち物:ラムの実

特性:鮫肌

性格:陽気

実数値:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)

技構成:逆鱗、地震、テラバースト(電気)、剣の舞

あくびループ兼受けループ対策枠。選出率No.6。

剣の舞で崩しを行っていく。

電気テラスタルを搭載し、環境中盤に流行したアマガドオーの並びに対して非常に強力であったが、終盤になるにつれてアマガドオーの並びが数を減らしたため、活躍の機会は減少。

 

サザンドラ

ラスタル:鋼

持ち物:拘りスカーフ

特性:浮遊

性格:控えめ

実数値:171(28)-×-111(4)-194(252)-111(4)-146(220)

技構成:悪の波動、ラスターカノン、大地の力、流星群

ガブリアス、ドラパルト、セグレイブ対策枠。選出率No.4。

S:スカーフで最速ドラパルト(142族)、S+1最速カイリュー(80族)抜き

スカーフ持ちであるため、電磁波の効かないガブリアスやSの速いドラパルトに対して上から行動できる。

セグレイブに対しては鋼テラスタルを切ることで、基本的にセグレイブ側の打点がなくなるため優位に立ち回れる。

ただし、突撃チョッキ持ち瓦割りセグレイブには手も足も出ないため、素直に諦める。

 

ウォッシュロトム

ラスタル:フェアリー

持ち物:突撃チョッキ

特性:浮遊

性格:図太い

実数値:157(252)-×-167(196)-131(44)-128(4)-108(12)

技構成:ハイドロポンプ、放電、ボルトチェンジ、テラバースト(フェアリー)

600族ドラゴン兼水タイプ対策枠。選出率No.5。

調整はポケモン徹底攻略「対面操作用HBチョッキミトム」より。https://yakkun.com/sv/theory/n407

ラスタルを切った場合は、浮いたフェアリータイプとなるため、拘った600族ドラゴン等を崩すことができる。

また、テラスタルを切らずにマリルリやヘイラッシャ等の水タイプに打点を持つことができる。

 

◾️基本選出

①ラウドボーン+カイリュー+デカヌチャン

初手ラウドボーンで有利対面を引ければ突っ張り、不利対面であれば後続に引き、電磁波ステロ等でサポートを行う。

初手ラウドボーンがガブリアスと対面した場合、初手草テラスタルを切ることで、地震(半減)+逆鱗を耐えて、返しのシャドボ×2でガブリアスを落とすことができる。

この選出をした場合、電磁波の通らないガブリアスの処理が重いため、ラウドボーンで無理やり崩しにいく。

 

サザンドラ+ラウドボーン+カイリューorデカヌチャン

相手選出にセグレイブが見えた場合、初手で来ることが多かったため、初手鋼テラスタルサザンドラを投げる。

ドドゲザンやマリルリが相手選出にいる場合はカイリューサザンドラやサーフゴーがいる場合はデカヌチャンから選択。

 

ウォッシュロトムカイリュー+デカヌチャン

ウォッシュロトムのボルチェンとステロでサイクルを回していき、カイリューの炎の渦で物理アタッカーをキャッチしてハメていく。

ウォッシュロトムガブリアスと対面した場合、ハイドロポンプ→フェアリーテラスタル+テラバースト(フェアリー)で処理する。

 

◾️厳しい相手

①チョッキセグレイブ

特殊寄りの構築であるためチョッキが重く、物理枠のガブリアスとデカヌチャンはセグレイブの氷地面技で落とされてしまう。

瓦割りを搭載したチョッキセグレイブは降参。

 

ガブリアス

特に初手で出てくる技の打ち分けができるガブリアスが厳しく、ガブリアスに炎テラスタルや毒テラスタルを切られると、草テラスタルラウドボーンが落とされてしまう。

 

◾️さいごに

ラスタルにより、有利対面であってもひっくり返されることが多々あるため、相手がテラスタルを切るタイミングやどのテラスタイプになるかを常に考えながら立ち回るようにしていました。

本構築自体は負け越した時で3000位程度、勝ち越した時で3桁後半程度の順位を維持していました。

S2に向けて再度構築を練り直していきます。

 

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